昔の父親とは

阿川佐和子さんの『強父論』

すごく強烈な方だったようです。

文章を通しての印象は、簡単に言えばめちゃくちゃだとしか思えない。

でも、程度の差はあれ昔の父という方々は、家族の中で強い存在だったのでしょう。

きっとそうだと思います。

 

何より自分にも共感出来てしまう部分があります。

そう我が家の父も怖かった。

幼心にも理不尽だと思えた事も思い出されます。

小さい子供とは言え、怒り出せば言葉だけではすまない。

それで怖さと痛みで泣き出せば、泣くなとまた手が出てくる。

泣くのをやめられる訳がない。

そこもわかってもらえない。

もちろん母にも容赦はなかった。

筋が通っていようがいまいが、とにかく父は絶対だった。

めちゃくちゃ父だと思っていた。

この本を読んでいてやっぱり昔の人はそうなんだよねと最初は思っていたが、読み進めるうちにレベルが違いすぎてうちはまだマシだったと感じてきた。

でも、阿川さんが言うようにだからこそ思い出がいっぱいある。

そう、印象的な出来事がいっぱいある。

それでも、あえて言えばもう少し違った思い出も、もう少しあっても良かったかな。